毎日学校に行って、その後に塾に通ってなんていうのは当たり前です。今のお父さん・お母さん世代ではもうそういった生活は普通だったはずですから、現代の子がそのように教育されるのも仕方ありません。しかし、お父さんお母さんの頃よりも増えてきた学習塾のスタイルがあります。いわゆる個別指導という学習塾です。
昔は学習塾といえば、代表的なのは公文。みんなで集まって勉強するまるで学校のようなものでした。同じように、いわゆる学習塾という所は、同じ場所に集まって、みんなで先生の授業を受けるのが一般的です。学区などの縛りがありませんから、他校の生徒と仲良くなれたりとある種学校とは違ったコミュニケーションの場でもありました。私も学習塾には行っていましたがほとんど遊んでいただけのような気がします(笑)。夜遊びするかっこうの理由でした。もちろん、塾はきちんと勉強する場所ですからお間違えなきよう。
さて、そんな塾でも個別指導というスタイルは、先生が個別に指導するからその子のペースに合わせて分かるまで教えてもらえます。さぼることは許されません。なぜならさぼったらすぐにばれるからです。そもそも、さぼるような子なら個別指導にはいかないでしょう。なぜなら、進学に熱心な学生が弱点強化を克服することこそが個別指導の大きな目的だからです。また、得意科目は徹底的に点数をむしり取るべく伸ばすことも可能です。
全員で時間割を共有することはありませんから、塾の時間をどの教科にどれだけ費やすかも先生と学生次第です。メリットは大きいものの、やはり受講者の負担は大きいです。やる気のある学生さんでないと塾に行くのが辛くなってしまいます。特定の高校に向けた対策コースなど、個別指導塾にはそのコースなりの明確な目的が存在します。行きたい学校が決まっているなど目的がはっきりとしているのであれば、そういったコースのある個別指導塾へ行くのがベストな学習塾選びといえるでしょう。
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