最近、プログラミング学習が注目を集めています。大きな理由として挙げられるのがIT業界の人材不足。どの企業においてもエンジニアやプログラマーなどの技術者が不足しており、求人ニーズも高まっています。プログラミングに関する知識をつけておくだけで、世の中から必要とされる人材になれるのです。
また、プログラミング学習を通してロジカルに考える力も身につきます。プログラムは正しく書けば自分の思った通りに動いてくれますが、少しでも書き方を間違えてしまえば動かなくなったりバグやエラーが発生したりします。ゴールにたどり着くまでにやるべきことを筋道立てて考えていき、それを実際にコードに書いていく。この作業を重ねていくことで徐々に論理的思考力が養われていくのです。さらに、プログラミングの過程で発生したバグを修正するためには「なぜこの問題が起きてしまったのか?」「どんなコードを書けばいいのか?」など自分で問題提起を行い、それを解決するための行動を起こしていかなくてはいけません。この際に身につくのが問題解決能力だといわれています。
このようなスキルは社会人になっても役に立つもの。そのため、早い時期から身につけさせたいと小学生のうちからプログラミングを学ばせている親御さんも増えているようです。プログラミング教室もどんどんできているのですが、話題になっているのが2016年10月に開校したプロ・テック倶楽部。初級コースと中級コースがあり、パソコンに関する知識がなくても1から学べる小学生向けのプログラミング教室となっています。子どもへの指導経験が豊富なスタッフが中心となって運営しているため、技術面だけではなく精神面のサポートまでバッチリです。
プログラミング学習にはたくさんのメリットがあります。文系の方にとってはとっつきにくいように感じるかもしれませんが、1度始めれば数学や国語、英語などを学ぶのと変わりはありません。学ぶ手段も増えているため、コストをあまりかけずに多くのことが得られるのもメリットです。
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